バイオメディカルシリーズ: MATLAB統計解析入門
出典シリーズ: バイオメディカルシリーズ
医療統計やバイオ統計において、MATLABが手軽で強力なツールであることをご紹介します。
MATLABはバイオメディカル・情報生命科学の分野において、基本的な統計解析から始まり、脳波計測・解析、MRI画像の分析、薬物動態学に代表されるような人体をモデル化しシミュレーションするPK/PD解析、次世代シーケンサー(NGS)に使用するような、バイオインフォマティクス分野におけるデータ解析など、様々な分析・研究に活用されています。
バイオメディカル分野におけるデータ解析には特有の課題があります。本Webセミナーでは、特に医療・生物・情報生命工学でよく使用する統計解析に内容を絞ります。MATLABでできる豊富な解析の中から、特に医療統計やバイオ統計で使用される以下のトピックと解析ワークフローを交えてご紹介します。
- 検定 ‐t検定
- χ二乗分布
- 箱ひげ図やヒストグラムなど統計データの可視化
- ロジスティック回帰
また、既にSPM等の動作環境としてMATLABをお持ちの方に向けて、SPMで使用するデータを加工する一例をご紹介します。
MATLABの更なる使い方をご提示し、MATLABにおける統計・データ解析にもご興味を持っていただける内容となっております。
参加対象者
- 情報生命科学に携わっている研究者
- 医療系、薬学系で統計解析の必要性を感じられている方
- ExcelやRで統計解析されている方
MATLAB環境で動作するツール(SPM、Psychophysics Toolbox、EEGLABなど)を使用している方
録画: 2012 年 9 月 11 日