MATLABで信号処理 ~各種フィルタ設計を題材として~
既に世界人口を超えるセンサー、デバイスが接続されていると言われる "IoT (モノのインターネット)" 時代、取得した多種多様なデータには、重要な情報とともに、不要な雑音成分も含まれるため、それらを有効に活用するためにの効果的な信号処理技術の適用がポイントとなります。信号処理技術の代表的な応用である音声、画像、通信等の分野から、制御、計測、医療等の分野まで、あらゆる信号を扱う上で、とりわけ「フィルタ設計」は最も重要な要素技術のひとつです。フィルタ設計ツールのデファクトとして認知されるMATLAB®ですが、信号処理用途に用意された各種関数やGUIを使いこなすことで、より簡潔かつ洗練された信号処理アルゴリズムが実現できます。
本Webセミナーでは、フィルタ設計関連のトピックを中心に、センサー信号や生体信号等を題材としてとりあげながら、雑音成分除去等のベーシックな処理から、所望信号の取得や遅延補正等の実用的なテクニックについて解説します。また、近年より拡張・強化された、スペクトラムアナライザ等の信号処理系可視化機能や、ARM® Cortex®-Mプロセッサ対応等についてもご紹介します。
録画: 2015 年 10 月 6 日