sfcndemo_stvdtfにあるS-functionで、伝達関数の係数に時系列パラメータを設定しているためと推測されます。
このS-functionでは、伝達関数の係数の時系列パラメータではなく、初期値を設定します。
以下に関連する情報があります。
- 'sdvctf.c'のプログラム構造上、1ステップ前の係数で求めた状態空間行列が計算に使われることで応答に1ステップ分の遅れが生じます。
- MATLAB 7.0(R14)以降のバージョンでは、Additional Math & Discrete-> Additional Discrete->Transfer Fcn Direct Form II Time Varyingで係数が時変である離散時間伝達関数を作成できます。