Suzukiさん、
covは共分散を計算するとありますが、正しくは共分散行列を計算します。共分散行列とは共分散の概念を拡張したものでして、参照されていらっしゃるサイトにもその記載はございます。大学の統計学では分散共分散行列という行列が活躍します。→分散共分散行列の定義と性質
さて、MATALBで実現する方法は2通りございます。1つは、参照されているサイトの通りに記述する方法です。サンプルを書いてみましたので、確認してみてください。
%別解で記述する方法
ua = mean(A)
ub = mean(B)
exy = sum(A.*B)/numel(A)
Covxy2 = exy-ua*ub
%そのまま記述する方法
Covxy=sum((ua-A).*(ub-B))/numel(A)
もう1つは、共分散行列から意中のものを導出する方法です。共分散行列の各成分の定義については、共分散についての詳細を確認ください。(X,Y)成分が以下で定義されていますをみると以下のようにあり、ほぼ、参照されているサイトの通りです。
違いといえば、Nで割り算しないで、N-1で割り算していることですので、cov(A,B)で得た行列の(1, 2)成分もしくは(2, 1)成分について、N-1を乗じてNで除算すれば良いことになります。
%関数を利用する方法
DDD=cov(A,B)
DDD(1,2)*(numel(A)-1)/numel(A)
いかがでしょうか?
菱田