Configurable Subsystemブロックにて実現可能です。
Configurable Subsystemは、ユーザ作成のライブラリ内に用意されている複数のサブシステムからひとつを選択するための、特別なサブシステムブロックとなっています。モデルに配置されたConfigurable Subsystemは、参照先のユーザ作成ライブラリ内にある複数のサブシステムを切り替えて、シミュレーションに適用します。
次のモデルをページ下部の関連ドキュメントよりダウンロードし、動作をご確認ください。
・call_subsys.mdl
・mylib.mdl
(注意)ファイルのダウンロードはダウンロード対象のリンクを右クリックし「対象をファイルに保存」を選択してダウンロードを行ってください。
call_subsys.mdl中のConfigurable Subsystemブロックを右クリックし、「ブロックの選択」からシミュレーションに利用したいSubsystemブロックを切り替えることができます。
Configurable Subsystemブロックはモデルウインドウ上に直接配置できませんので、ライブラリウインドウ上に配置します。
Configurable Subsystemブロックの大まかな利用手順は、次のようになります。
1.Simulinkライブラリブラウザで「ファイル」-「新規作成」-「ライブラリ」の順に選択し、ライブラリウィンドウを開く。
2.ライブラリウィンドウにConfigurable Subsystemブロックを配置し、保存する。
3.ライブラリウィンドウ上に、シミュレーションに使用する複数のSubsystemブロックを配置する。
4.Configurable Subsystemブロックをダブルクリックし、切り替えたいブロックのメンバーにチェックを入れる。
5.Configurable Subsystemブロックを右クリックし、「ブロックの選択」を選択し、デフォルトとして利用するブロックを選択する。
6.ライブラリを保存する。
ここで作成したライブラリから、Configurable Subsystemブロックをモデルウィンドウ上にドラッグしてコピーすることで使用可能になります。