連続系の状態量を含むモデルでは、積分を解く為にODEソルバを使います。ODEソルバにはマイナーステップと呼ばれるステップが含まれることがあります。 この影響により、1ステップ時間に複数回 mdlOutputsルーチンがコールされ、静的変数等を使って、カウンタ処理を実現されている場合などに、予期せぬ出力結果が出力されることがあります。
この現象を回避するには、S-Function の API である ssIsMajorTimeStep を使用して、 メジャーステップの場合のみ、処理を実行するように、プログラミングしてください。
if(ssIsMajorTimeStep(S))
{
実現したい処理;
}
下記 URL より本件に関する参考情報をご覧いただけます。
● "Zero Crossings"