この現象は、エイリアシングによるものと考えられます。
Analog Filter Designブロックの後段の信号を Zero-Order Holdブロックで離散化しておりますが、離散信号のナイキスト周波数(上記例では500Hz)以上の信号がエイリアシングとして現れています。アナログのハイパスフィルタやバンドストップフィルタを利用し、後段で離散化する時には、エイリアシングが発生することが予想されます。
下図の様に、ナイキスト周波数付近で帯域制限するローパスフィルタ(黄色ブロック)を挿入すると、エイリアシングが打ち消され、通過帯域の振幅の大きさが0dBになっているのが確認できます。

