R2022a以降では、fontsize 関数を使用して、図全体や特定のオブジェクト(例えば凡例)のフォントサイズを変更することができます。フォントサイズを特定の数値に設定することもできますし、オブジェクト内のすべてのテキストのサイズを相対サイズを保ちながら増減させることも可能です。
例えば、次のコードはプロットと凡例を作成し、凡例のフォントサイズを14ポイントに設定します。
plot(rand(4))
lgd = legend('One', 'Two', 'Three', 'Four');
fontsize(lgd, 14, 'points')
このコードはフォントサイズを0.9倍に減少させます。
fontsize(lgd, 'decrease')
R2022aには、図全体や特定のオブジェクトのフォントを変更できる fontname 関数も含まれています。
以前のバージョンの場合: MATLABの凡例のフォントサイズを変更するには、Legendオブジェクトの FontSize プロパティを設定します。 例えば、4本の線をプロットし、凡例を作成してLegendオブジェクトを変数 lgd に割り当てます。その後、ドット表記を使用して FontSize プロパティにアクセスし、14ポイントに設定します。
plot(rand(4))
lgd = legend('One', 'Two', 'Three', 'Four');
lgd.FontSize = 14;
または、legend コマンドで名前と値のペア引数を使用して FontSize プロパティを指定することもできます。名前と値のペア引数を含める場合、凡例ラベルをセル配列に含めます。例えば:
legend({'One', 'Two', 'Three', 'Four'}, 'FontSize', 14)