instrfindall 関数は、レガシーの serial や instrument オブジェクト（serial、visa、tcpip など）のみを検索し、新しい serialport インターフェースでは機能しません。
現時点では、レガシーの instrfind や instrfindall と同等の機能を持つ関数はありませんが、新しい serialport インターフェース使用時にハードウェアから切断するには、以下の方法が利用できます。例は serialport 向けですが、同様の方法は tcpclient、tcpserver、udpport、visadev、bluetooth にも有効です。
serialport オブジェクト使用時に COM ポートから切断する
serialport オブジェクト s がコマンドラインやスクリプトから作成され、ベースの MATLAB ワークスペースに存在する場合、clear 関数を呼び出せます。
s = serialport("COM1",9600);
...
% communication operations
...
% Disconnect and clear the object
clear(s)
serialport オブジェクトのハンドルが、たとえば App Designer で作成したアプリなど、別のオブジェクトのプロパティに保存されている場合、delete 関数を呼び出して COM ポートから切断できます。
% serialport object is created in app code
s = serialport("COM1",9600);
app.Connection = s;
...
...
% To disconnect, you can call delete in app code, for example from a button callback function
delete(app.Connection)
