これら2つのステータスの違いは、「解析中にSLDVが自動シミュレーションによる検証を完了できたかどうか」にあります。
・達成されたオブジェクティブ:
解析エンジンがテスト目標を達成する入力パターン(テストケース)を特定し、さらに解析プロセスの中でそのテストケースを実際にモデル上でシミュレートして、目標が正しく達成されることを確認済みの状態です。
・達成されたオブジェクティブ – シミュレーションが必要:
解析エンジンが「この入力値であれば目標を達成できるはずだ」というテストケースを生成したものの、何らかの理由により、解析中にそのテストケースを実行して結果を最終確定(検証)できなかった状態を指します。
”達成されたオブジェクティブ – シミュレーションが必要”ステータスが発生する例として、カスタムの「ブロック置換」を使用している場合があります。
解析のためにモデル内の一部のブロックを別の表現に置き換えている場合、そこに含まれるオブジェクティブのステータスは自動的に確認できないため、このステータスになる場合がございます。
”達成されたオブジェクティブ – シミュレーションが必要”と表示された場合、生成されたテストケースが「本当に意図した目標を達成しているか」を手動で最終判断するワークフローが必要になります。
手順1:SLDV後の「結果ウィンドウ」にある [ハーネスモデルの作成] リンクをクリックします。
これにより、自動的にテストハーネスモデルが開きます。
手順2:シミュレーションの実行: 作成されたハーネスモデルで [すべて実行] をクリックし、シミュレーションを実行します。
手順3:結果の妥当性確認: シミュレーション結果(モデル上の強調表示やカバレッジレポート)を確認し、対象のオブジェクティブが意図通りに達成されているかを目視で確認します。
本メールに例題サンプル(sldvCustomTestObjectiveExample.slx、R2023a作成)を添付しておりますので、あわせてご確認ください。
【確認手順】
・sldvCustomTestObjectiveExample.slx モデルでテスト生成を実行します。
・SLDV実行後、「結果ウィンドウ」に表示される[HTML]のリンクより、ステータスを確認します。
・SLDV実行後、「結果ウィンドウ」の[ハーネスモデルの作成]リンクをクリックします。
・作成されたハーネスモデル上で[すべて実行]をクリックし、シミュレーションを実行します。