下記の方法があります。
1. SAVE関数を使用して、MAT-ファイル形式、ASCII-ファイル形式での保存
1-1) MAT-ファイル形式
ワークスペース変数を次のセッションでも使用したいといった目的であれば、MATファイルへの保存が推奨されます。データ型の制約はなく、構造体やセル配列など、全てのデータを保存できます。
コマンド実行例:
>> save aaa.mat
1-2) ASCII形式
コマンド実行例:
>> save aaa.txt -ascii
ただし、2 次元の double 配列のみに対応しており、セル配列や構造体に非対応といった制限があります。詳細は、ヘルプドキュメントをご確認ください。
2. matlab.io.saveVariablesToSript を使用して、MATLAB スクリプトに保存(R2014a以降)
コマンド実行例:
>> matlab.io.saveVariablesToScript('test.m')
ただし、いくつかの制約があり、関数ハンドルや無名関数については非対応です。詳細は、ヘルプドキュメントをご確認ください。
3. Simulink.saveVarsを使用して、MATLAB-ファイルに保存(R2010a以降)
コマンド実行例:
>> Simulink.saveVars('aaa')
基本的には全てのデータタイプに対応していますが、fiオブジェクトがMATLAB-ファイルに保存されているにも関わらず、MAT-ファイルが作成されてそこにも保存されるなど、制限があります。詳細は、ヘルプドキュメントをご確認ください。