エディタブル テキスト ボックス の Callback は、
・エディットテキストから別のコンポーネントにフォーカスが移動したとき
・エディットテキストにフォーカスがある状態で Enter キー（複数行入力対応の場合、Enter + Ctrl ）が入力されたとき
に実行されます。
フォーカスが移ったときのみに動作するコールバック関数はありませんが、代替案として、Callback 関数内で、最後に入力されたキーを識別し、Enter キーでなければ、 フォーカスが移ったと判断する方法が考えられます。
以下のサンプルコードは、その例です。
エディタブル テキスト ボックスの Callback 関数内で Figure の CurrentCharacter プロパティを用いて、最後に入力されたキーを識別します。これにより、エディタブル テキスト ボックス 内で Enter キーを押下する場合と、フォーカスを移す場合で、コールバックの処理が変わります。
(edit_off_samp.m)
function edit_off_samp
h_figure = figure;
h_edit = uicontrol('Style','edit','Callback',@edit_callback); % エディタブル テキスト ボックス作成
function edit_callback(src,event)
% コールバック関数の定義
CK = get(h_figure, 'CurrentCharacter'); % 最後のキーの取得
if isequal(double(CK),13) % Enter キーの場合
disp('Pressed Enter Key')
else
disp('Focus off')
end
end
end
