freqz の3つめの引数を周波数ベクトルとした形で設定すると、ナイキスト周波数よりも大きい周波数範囲の応答を確認することができます。
f = 0:2000;
freqz(b,a,f,1000)
なお、実数のディジタルフィルタについては、通常、ナイキスト周波数を対象として周波数応答の関係は鏡像の関係(複素共役の関係)にあります。 ディジタル信号の性質より、ナイキスト周波数よりも大きい周波数については、エイリアスとして実際よりも低い周波数として表示されます。 例えば、サンプリング周波数 1000Hz で 700Hz の正弦波は、 300Hz として表現されます。