FMUインポートブロックのパラメータは、直接Simulinkブロックのパラメータとして格納されているようです。 例として、標準で入っているデモを使用してみてみます。
fmudemo_vehicAOB
FMUブロックのダイアログを開いてみると、Weight, Biasという2つのパラメータが入っています。対象のブロックを選択した状態で
gcb
を実行すると、そのブロックのパス(たとえば 'fmudemo_vehicAOB/vehicAOB' 等)を得ることができます。これを使用して、たとえばWeightパラメータに関して
get_param('fmudemo_vehicAOB/vehicAOB', 'Weight')
を実行することで、
ans =
'struct('v1',0.5,'v2',0.5)'
のようにパラメータを取得することができます。
set_paramコマンドを使用すればパラメータの書き換えも可能です。たとえば
set_param('fmudemo_vehicAOB/vehicAOB','Weight','struct(''v1'',0.2,''v2'',0.8)')
としてからブロックパラメータのダイアログを開くと、値が書き変わっていることが確認できると思います。
実行結果の一括出力については、上で使用したデモのモデルにあるように、バス信号でまとめてからTo Workspaceブロックを使用することで楽にできるのではないかと考えます。