CSVWRITE 関数を使用した場合、出力値は 5 桁のスケーリングされた値(>>format shortと同等)になります。
代わりに、DLMWRITE 関数を使用することで、数値精度を指定することが可能です。
数値精度の指定には、'precision' オプションを使用します。
また、.CSV ファイルと同様にカンマ区切りにしたい場合には、'delimiter' オプションを、','(カンマ)に設定します。
以下の2つの例では、下記変数 x をファイル出力します。
>> format long
>> x = randn(2)
x =
-0.432564811528221 0.125332306474831
-1.665584378238097 0.287676420358549
例1: .CSV ファイルへの出力
% 小数点以下12桁の数値精度、カンマ区切りで .csv ファイルに出力
dlmwrite('test22.csv', x, 'precision', '%.12f', 'delimiter', ',')
出力されたテキストファイル(.csv)
例2: .TXT ファイルへの出力
% 有効桁数16桁の数値精度、タブ区切りで .txt ファイルに出力
dlmwrite('test21.txt', x, 'precision', 16, 'delimiter', '\t');
(出力されたテキストファイル)
