共存できます。
次の点にご注意ください。
(1) FLEXnetの使用するTCPポートのバッティング
同一サーバ上に他のアプリケーションでも同じライセンスマネージャーFELXnet/FLEXlmを利用している場合、TCPポート番号がバッティングし、接続できない場合があります。その場合は、一旦ライセンスマネージャーを停止し、license.dat内のSERVER行の最後の番号27000(FLEXlmのデフォルト)を 27005(通常、27000~27009の間)に変更して起動し直して下さい。
例:
(変更前)
SERVER matlablm 0123456789AB 27000
(変更後)
SERVER matlablm 0123456789AB 27005
参考:関連ソリューションをご参照ください。
(2) 環境変数 LM_LICENSE_FILEが定義されている
FLEXnet/FLEXlmを利用する他のアプリケーションでは、環境変数LM_LICENSE_FILEを定義し、その影響で正常にライセンスが有効にならない場合があります。
その場合には、MATLABのライセンスマネージャのみが参照する環境変数 MLM_LICENSE_FILE を次のどちらかに定義します。
変数名: MLM_LICENSE_FILE
値:
$MATLAB\flexlm\license.dat (Windowsの場合)
$MATLAB/etc/license.dat (非Windowsの場合)
※ $MATLABはライセンスサーバにおけるMATLABのインストールディレクトリを表します。
もしくは
27005@matlablm
(ライセンスサーバのホスト名がmatlablmでありFLEXnetの使用ポートが27005の場合)
本件に関連する情報が、以下の URL よりご覧いただけます。
● Installation Guide for UNIX: ライセンスファイル
● Installation Guide for Windows: ライセンスファイルの検索パス
なお、上記で解決しない場合は、
・エラーメッセージ
・(非Windows系の場合)$MATLAB/etc/lmdebugを実行して作成されるlmdebug.outファイル
と共に弊社技術サポートまでお問い合わせください。
●技術サポート窓口