ホスト IDはコンピュータ固有の識別子であり、MATLABライセンス ファイルを生成するために使用されます。通常、ホスト ID はコンピューターのMACアドレスです。
しかしながら、下記の例外があります:
・Windows マシン上で利用するインディビジュアルライセンス では、C:\ ドライブのボリュームシリアル番号をホスト IDとして使用できます。
・ネットワーク ライセンスでは、IPアドレスをホスト ID として使用できます。ただし、IPアドレスが外部要因により変わる場合があるので、推奨されません。
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Windows®
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インディビジュアルライセンス では、ホスト ID は C:\ ドライブのボリュームシリアル番号、または、最初のイーサネットアダプタの MACアドレス (物理アドレス) のいずれかになります。
ネットワーク コンカレントライセンス/ ネットワークネームドライセンスでは、ホスト ID は最初のイーサネットアダプタの MACアドレス (物理アドレス)、または、固定IPアドレスのいずれかになります。
これらの ID を取得するには、コマンドプロンプトウィンドウを開いて、下記のコマンドを実行してください。
(1)ボリュームシリアル番号:
vol c:
リストされるシリアル番号を使用してください。
(2)MACアドレス (物理アドレス):
ipconfig /all
上記コマンドの結果のローカルエリア接続のPhysical Address（物理アドレス）がMACアドレスとなります。
(3)IPアドレス
ipconfig /allコマンド結果の下記 「IP Address」 が IPアドレスとなります。
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Linux®
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Linux マシンでは、ホスト ID は eth0 デバイスの MACアドレス (最初のイーサネットデバイス) です。この値を取得するには、ターミナルウィンドウで以下のコマンドを実行してください。
/sbin/ifconfig eth0
コマンドの結果「HWaddr」以降に表示される:(コロン区切り)の12桁の英数字がホスト ID （MACアドレス）の情報になります。
※注：
R2014a以降のMATLABでは、基本的にどのMACアドレスもインターフェース名にかかわらずホスト ID として利用できます。MACアドレスが複数表示される場合、通常、最初のインターフェースを使用します。
この値を取得するには、ターミナルウィンドウで以下のコマンドを実行してください。
/sbin/ifconfig <interfaceName>
ここで<interfaceName>はネットワークインターフェイス名です。
例えば、これはコンピューターやOSによって異なりますが、en0、eth0、wlan0あるいはenp5s0は共通のLinuxネットワークインターフェイス名です。
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Mac OS® X
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Mac OS X では、ホスト ID はイーサネットデバイス (en0) 内の組み込みの MAC アドレスです。
MACアドレスを取得するには、次のどちらかの方法を行ってください。
(1) 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」より次のコマンドを実行した結果の「Address」部分に表示されるコロン区切りの12桁の英数字。
/usr/sbin/netstat -I en0
Host ID は "Address" 列の下の出力の最初の行にリストされます。
(2) 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ネットワークユーティリティ」を開き、「Info」タブにおける「ハードウェアアドレス」部分
※Mac OS 10.9 以降の場合では、ネットワークユーティリティは
/システム/ライブラリ/CoreServices/アプリケーション/ にあります。
※注：
ほとんどの Mac OS X 10.8.1 以降の場合では、ホスト ID はイーサネットデバイス (en1) 内の組み込みの MAC アドレスを使用する必要があります。
イーサネットデバイス (en1) の MACアドレスを取得するには、
「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」より次のコマンドを実行した結果の「ether」部分に表示されるコロン区切りの12桁の英数字。
ifconfig en1
