Simulink Control Design クイック・デモ
Simulink Control Design™のデモンストレーションをご紹介します。
Simulinkによるプラントモデルとコントローラモデルを組み合わせたシミュレーション(MILS: Model In the Loop Simulation)は、制御ソフト開発の上流において重要な工程です。しかしながら、フィードバック制御システムが所望の応答特性をもつためには、安定性や速応性などの要求仕様を満たす補償器(PID、位相進み、位相遅れ、ノッチフィルタなど)を設計する必要があり、この作業には大変な手間がかかります。
Simulink Control Designの補償器設計を支援する専用インタフェースを使うことで、Simulinkモデルに対して線形制御理論を適用して補償器の設計作業を簡便に行うことが可能です。
主な機能:
1. 時間応答(ステップ応答)、周波数応答(ボード線図)、ある動作点で線形化された数式を導出する機能
2. よく使われるPID補償器のゲイン調整を支援する機能
3. 様々な補償器(位相進み、位相遅れ、ノッチフィルタなど)の設計作業を支援する機能
参加対象者:
- システム設計/シミュレーションエンジニア
- Simulinkモデルを使って補償器設計を行いたい方
録画: 2014 年 12 月 15 日