以下リンク先のデモモデルのように、"Simulink.SimulationInput"オブジェクトにシミュレーションの設定を格納し、parsimコマンドで実行すると、各パラメーターパターンごとにシミュレーション結果を保存できます。
デモモデルの「PIDゲインスケジューリングをAutotunerを用いて設計する」をご参照ください。以下、該当箇所を抜粋しました。
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電流の値が以下の値にあるときを調べる。
Iout_op = [
-20; -16; -12; -8; -4; -2; -1;
1; 2; 4; 8; 12; 16; 20];
Iout_opのパターン数分、シミュレーション設定変数を作成する。
for i = 1:numel(Iout_op)
simin(i) = Simulink.SimulationInput(system_model_name);
% 必要に応じてアクセラレータ、ラピッドアクセラレータモードを使用する。
% 使用する場合は、以下のどちらかをコメントアウトする。
% simin(i) = simin(i).setModelParameter('SimulationMode', 'accelerator');
% simin(i) = simin(i).setModelParameter('SimulationMode', 'rapid-accelerator');
simin(i) = simin(i).setVariable('Iout_ref',Iout_op(i));
end
パターン数分のシミュレーションをまとめて実行する。Parallel Computing Toolbox™がインストールされているとき、parsimは自動的に並列ワーカーを立ち上げて並列実行を行う。
save_system(system_model_name, [], 'OverwriteIfChangedOnDisk', true);
simout = parsim(simin, 'ShowProgress', 'on');