添付ファイルのようなモデルはどうでしょうか。
まず、サブシステム内を離散で実行させるために、必ずしもIf Actionを用いる必要はありませんので、私がやりやすいようにサブシステムをアトミック化し、サンプル時間を設定しました。If Actionでなければならない場合は、そのように修正してください。
離散時間で動作するモデルでは、基本的には離散時間のブロックを使います。添付モデルでは連続の1次遅れ伝達関数と同じダイナミクスを持つ離散時間のブロックを設計しました。
「param.m」に記載しましたが、1次遅れ伝達関数と同じ特性を持つ離散時間フィルターの重みを計算する式は以下になります。
ts = 1e-5; % シミュレーションのタイムステップ[s]
tc = 1e-3; % 離散フィルターのタイムステップ[s]
wc = 5; % 1次ローパスフィルタのカットオフ周波数[rad/s]
% 1次離散ローパスフィルタの重み
r = cos(wc * tc) - 1 + sqrt((cos(wc * tc) - 1) * (cos(wc * tc) - 3));